ヌース出版発行

『ロゴスドン』

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第78号(2009年・夏号) 
660円(税込)


特集 生きた哲学を楽しむ私の方法
ロゴスドン編集長・宮本 明浩

○リストラからの始まり。
○哲学者・加来彰俊先生との出会い。
○創刊号の酷い出来に大ショック!
○詩人・荒川洋治さんとの再会。
○第二特集を設けた理由。
○「哲学の旅」の真相。
○宗教学者・島田裕己先生の第一特集でオウム信者と疑われる。
○オウム信者疑惑払拭の為、吉本晴彦さんを第一特集に。
○作家・西条道彦による『小説家の卵』紹介コーナー。
○弁護士・福島瑞穂インタビュー。

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第77号(2009年・春号)
660円(税込)

特集 知力向上の学問論
認知科学者・安西 祐一郎 インタビュー

○情報という考え方をベースにした一つの「人間像」をつくる。
○問題解決者としての人間の四つの特徴。
○「意味敏感性」と「知識の構造化可能性」という人間の性質。
○学問にとって決定的に大切なのは方法論である。
○未来の先導者を育成していく慶應義塾の使命。
○学問というのは、自ら沸き上がってやるものである。

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第76号(2008年・冬号)
660円(税込)

特集 自我のコミュニケーション哲学
社会学者・船津 衛 インタビュー

○自我との関係でコミュニケーションを考える。
○自己目的的コミュニケーションへ。
○内的世界を創造する人間のコミュニケーション。
○自我は他者との関係で社会的に出来上がっている。
○既存の役割の枠を超えて新しい人間形成を展開する。
○人々の感情疎外という事態が起こっている。
○人間同士のほっとするようなコミュニケーションへ!

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第75号(2008年・秋号)
660円(税込)

特集 意味作用の情報哲学
情報学者・西垣 通 インタビュー

○情報とは本来、生命的な存在である。
○第一人称的なところから迫ると、フレーム問題は解消する。
○生命体は、オートポイエティック・システムである。
○動物は経験的に、自分の中に意味構造をつくっていく。
○一神教が普遍論理を生み、コンピュータが出来た。
○ネットを通じた身体性と人格の乖離が起きつつある。
○生命的な活力を抑圧しないタイプ3コンピュータへ!

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第74号(2008年・夏号)
660円(税込)

特集 現代世界の人間哲学
哲学者・田畑 稔 インタビュー

○哲学の現実形態にこだわる。
○マルクスは古くなったのか?
○マルクスと哲学。
○マルクスの意識論、唯物論、国家論。
○アソシエーション革命。
○日常生活世界の哲学。
○人間科学の新展開。
○人類史再考。

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第73号(2008年・春号)
660円(税込)

特集 幸福への人生哲学
哲学者・鷲田 小彌太 インタビュー

○哲学は、人生知と学問の根本に関わる。
○言葉で表現された欲望を人間は実現してしまう。
○我々が生きている場面で使える思考法。
○ヘーゲルは森羅万象を書き、しかも明解である。
○ヘーゲルの哲学は、成功者の哲学である。
○基本的人権の根拠にあるのは、私有財産と命である。
○仕事のストレスを通過しないと、力は身に付かない。
○人生という締切りがあるから頑張ることができる。

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第72号(2007年・冬号)
660円(税込)

特集 頭頂葉からの知覚哲学
神経生理学者・酒田 英夫 インタビュー

○エピソード記憶と意味記憶。
○知覚研究の反面教師になった、構成主義の考え方。
○複雑な知覚を基にした運動の制御をする頭頂葉。
○右で構造を認識し、左で動作のコントロール。
○三次元図形と頭頂葉。
○頭頂葉とナビゲーション。

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第71号(2007年・秋号)
660円(税込)

特集 脳と心の遺伝哲学
生命科学者・石浦 章一 インタビュー

○遺伝子のオン・オフを上手にする、ポストゲノム。
○喜びの実験は難しい。
○遺伝子が分かると、人間のタイプが分かる。
○自閉症はキャラクターであり、特別な能力を持っている。
○遺伝子診断で、ボケない生活方法が明らかに!
○遺伝的な能力をはっきりさせて教育すべきである。
○神を信じると、純粋な科学的思考ができない。
○精神とは、遺伝子素質が六割で、経験学習が四割である。
○人を殺すのはなぜ悪いのか、ということも脳が規定している。

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第70号(2007年・夏号)
660円(税込)

特集 関係性の精神哲学
精神病理学者・木村 敏 インタビュー

○自分の超越は、自分の自己性である。
○自分と他人が、同じ生命につながっている。
○医者と患者は、生命的連帯感のようなところで通じ合う。
○本当の意味の時間は、空間性を持っていない。
○共時的な連帯性と、通時的な連帯性。
○自己というのは、先取り的に生きている。

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第69号(2007年・春号)
660円(税込)

特集 宗教の生命観と祭祀哲学
宗教社会学者・薗田 稔 インタビュー

○祭りの本来の意味は、尊い客に誠意を尽くして歓待することである。
○祭りによって普段の恵みを感謝し、これからの生活に対する恵みを祈る。
○歴史が勝った文化と、神話が重んじられた文化の違い。
○命は、コトとモノに分けて考えるべきである。
○日本人は、霊魂は現世に留まっていると考えている。
○日本人は先祖と一体化され、先祖供養の形で残っていく。
○鎮守の森で世界へ!

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第68号(2006年・冬号)
660円(税込)

特集 日本思想のあわい哲学
倫理学者・竹内 整一 インタビュー

○「みずから」を超えた働きへの感受性。
○絶対他としての「おのずから」の働き。
○人間存在は、普遍的な「あわい」の問題である。
○問いの蓄積の先で問うことが必要である。
○「はかなさ」にポジティブなものを見出す。
○日本人の伝統的な無常感からの“肯定”の仕方。
○「おのずから」の枠組みは、福沢諭吉の発想の大前提である。
○孤独の一隅ではあるが、それはそれとして荘厳である。

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第67号(2006年・秋号)
660円(税込)

特集 生命知としての場の哲学
生命関係学者・清水 博 インタビュー

○場とは、自己表現の表現空間である。
○自己とは、私プラス場である。
○生と死を含めて、存在の意味は深まっていく。
○存在の地動説。
○自分に対する我執を取る。
○待つ心と、二領域の循環へ。

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第66号(2006年・夏号)
660円(税込)

特集 自己組織化への混沌哲学
社会学者・今田 高俊 インタビュー

○転換期には、混沌に秩序の兆しを読み取る。
○機能によって植民地支配された意味の問題。
○記号を操ることに権力が存在する、意味の文明。
○ケアリングを基本にした支援システムが重要な社会装置になる。
○日本は、ワールド・エディターになるべきである。
○人間観、科学観、社会観、技術観の総変動。
○複雑系の科学の際だった三つの特徴。

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第65号(2006年・春号)
660円(税込)

特集 存在論としての哲学再考
哲学者・池田 善昭 インタビュー

○ニヒリズムと科学の危機が超越論的課題に。
○存在の始原は、隠されたままになっていた。
○二五〇〇年間、人類の哲学は冬眠していた。
○今までの哲学史を根本から見直す必要がある。
○合理的に考えている限り、存在論は出てこない。
○矛盾した世界と矛盾しない世界はつながっている。
○命の尊さを真に理解し共有し合える存在論の立場。

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第64号(2005年・冬号)
660円(税込)

特集 汎地球時代の人類の哲学
社会人類学者・大塚 和夫 インタビュー

○民族に関する原初主義と近代主義の二つの立場。
○人類に普遍的なものを思考する学問的な姿勢。
○日本人の宗教観とは全然違う、イスラームの宗教観。
○イスラームの突出した部分だけを持ち出す、西洋的言説。
○日本は原理原則を軽視する傾向がある。
○イデオロギーとしてイスラームを持ち出す政治運動。
○難民キャンプで持った、特殊な価値観・思想の可能性。

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第63号(2005年・秋号)
660円(税込)

特集 家庭教育と家族哲学
心理学者・林 道義 インタビュー

○人類が始まった時からずっと、人間は家族生活を営んでいた。
○妻の実家とのつながりが強いのは、封建制以前の文化、観念である。
○家庭育児がなくなればなくなるほど、子供の犯罪率は増えてゆく。
○家庭育児に都合のいい政策をとれば少子化は改善する。
○子供が健全に育つには、父親と母親の分業が必要である。
○子供の人権条例は、自主性についての考え方が根本的に間違っている。
○フェミニズムの間違った理論のために少子化は起こっている。

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第62号(2005年・夏号)
660円(税込)

特集 社会規範と犯罪哲学
法学者・前田 雅英 インタビュー

○刑罰の世界は、倫理や道徳の延長線上にある。
○戦前の反省から、日本では旧派が圧倒的に勝利した。
○日本の実状に合った条文解釈をする必要性。
○現代の社会状況と刑法理論のつながり。
○外国人犯罪にかかる費用と、企業の収益。
○人権侵害よりも、生活の安全を欲した杉並区民。
○家庭の問題にきちんと目をむけることが大事である。

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第61号(2005年・春号)
660円(税込)

特集 市民としての憲法再考
法学者・五十嵐 敬喜 インタビュー

○知らない人との間のルールがなければ社会は成り立たない。
○市民が憲法を考えなければいけないという時代に来た。
○戦後ずっと、日本の本当の決定者は官僚だった。
○新憲法には、「環境権」を入れるべきである。
○今の日本はガンの末期、最終終末医療の時期にある。
○ワークシェアリングで床屋さんも大工さんも公務員となる市民の政府。
○危機管理に目をふさぐことはできない。
○運命は自分で決める直接民主主義。

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第60号(2004年・冬号)
555円(税込)

特集 人間関係の自我心理哲学
心理学者・根本 橘夫 インタビュー

○健全な自我の行動も、代償的自我の行動も、表面上は変わらない。
○エス、エゴ、スーパーエゴの三つの構造。
○怠け者だからできないのだ、という逃げ道で自我を守る。
○自我の核になるものをつくるストローク。
○自己価値観を守ることの方が死よりも重みがある。
○自己価値観が希薄だと、その希薄さをどこかで埋め合わせする。
○性格を変えるということは、今まで自分を守ってきた鎧を脱ぐということである。
○心から愛してくれる人の存在は、自分らしく生きるための力である。

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第59号(2004年・秋号)
555円(税込)

特集 メディア社会の記号哲学
記号学者・石田 英敬 インタビュー

○世界の記号論化が完成しつつある時代に我々は生きている。
○ソシュールの記号学とパースの記号論を合体させたヤコブソン。
○人間の意味世界全体を対象とする一般記号学の提唱。
○意味が自明ではない世界にメディアが進んでいくと、人間の意味世界が恣意化していく。
○メディアによる欲望の意味づけが、現代社会の根元的な問題である。
○人間社会の支配を、人間の意味の支配として行なうテレビの威力!
○統合するものとしての人間というモジュールが危うくなっている!

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第58号(2004年・夏号)
555円(税込)

特集 構造主義生物学の視座
生物学者・池田 清彦 インタビュー

○ゲノムは構造化されたシステムとして動く。
○ハエと哺乳類の遺伝子は同じである。
○生物多様性を神を抜きにして説明。
○遺伝病も遺伝子を変えずに環境で治すことができる。
○世の中も生物も構造を見ないと実相は見えない。

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第57号(2004年・春号)
555円(税込)

特集 現代思想の現象学再考
哲学者・木田 元 インタビュー

○精神分析と同様に二十世紀を貫いた思想運動。
○マッハの考え方を徹底化して心理学に適用したフッサール。
○隆盛を極めた要素還元主義に対する方法論的改革。
○ドイツ表現主義の運動に影響されたフッサールの現象学。
○現象学におけるシェーラーとメルロ=ポンティの功績。

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第56号(2003年・冬号)
555円(税込)

特集 蘇生への比較政治哲学
政治学者・内山秀夫インタビュー

○ひとりで自分の人生を生き抜いて死んでいくという近代。
○自分を拘束しているものを見極めることから、比較という方法が成立していった。
○多数者専制になってしまう、民主主義の問題点。
○何を失っていくのかということが、政治学や社会科学の大命題である。
○人間を否定しない豊かさへの第三の生き方。

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第55号(2003年・秋号)
555円(税込)

特集 感情の合理的考察
認知科学者・戸田正直インタビュー

○人間は無意識のうちに、ほとんど感情に従って行動している。
○感情には感情の理性というものがある。
○刑法は、「怒り」の原則に従ってできている。
○現代は、「自信のない怒り」が非常に増えている。
○援助行動は、文明の大きな基礎になっている。
○人間のあらゆる活動は、アージ活動である。
○感情システムに矛盾しない社会組織作りを!

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第54号(2003年・夏号)
555円(税込)

特集 暴力の社会哲学的考察
哲学者・今村仁司インタビュー

○暴力は二次的な偶然的な条件で出てくるという考え方。
○他人の前では必ず認めてもらいたいという欲望を持つ。
○社会的存在である人間は、他人に打ち勝つ欲望を持つ。
○平和作成の鍵を握る、未開社会の贈与体制。
○一人の犠牲者を作って内乱を治める。
○哲学の出発点は、平和的な共同体を作ることにあった。
○人間の本当の姿を知らない限り、真の平和構想は出ない。

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第53号(2003年・春号)
555円(税込)

特集 思想的総括の社会主義論
経済学者・岩田昌征インタビュー

○資本主義を否定するものとして現われてきた社会主義。
○主観的正統性も客観的正統性も消えてしまったマルクス・レーニン主義党。
○社会主義は資本主義の影として、これからも存在せざるを得ない。
○自由、平等、友愛の三つの要素を節合した在り方。
○自由、平等、友愛の裏に潜む、自殺、他殺、兄弟殺し。

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第52号(2002年・冬号)
555円(税込)

特集 全体性の歴史論
歴史学者・福井憲彦インタビュー

○問いをたてる人の数だけ歴史はある。
○歴史家が行う叙述もまた一つの言語表象である。
○現在も受け継ぐべき観点である時間と空間の問題。
○内部にある違いということに注目しながら考えていく。
○地域的な文化振興への転換!
○産業文明の中で進められた生活様式から離れる必要性。
○現代を生きる人間として、何を歴史に問うのか?

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第51号(2002年・秋号)
555円(税込)

特集 転換期の科学再考
科学史家・佐々木力インタビュー

○科学的知識に対する総合的省察の学問的手段としての科学史。
○「科学」という言葉の語義をめぐって。
○世界的に孤立する日本の科学技術政策、そして体制内化し、堕落しつつある科学史家たち。
○より根源的に歴史的事実に帰り、より信頼できる知識の基礎を探る。
○東アジアの近代――福沢諭吉から陳独秀へ。
○理性的、歴史的判断に基づいて、未来の社会を創る。
○「環境社会主義」という思想運動=未来社会の構想。

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第50号(2002年・夏号)
555円(税込)

特集 霊感と芸術の創造哲学
哲学者・門脇佳吉インタビュー

○現代では、知恵にまで至った宗教体験が危機にひんしている。
○体と心が一つになっているところに知恵が宿る。
○魂とは、知恵が宿った人間の原動力である。
○すべての宗教の出発点になりうる「命の息吹」。
○もう少し知恵にまで至る人たちの言葉を聞き、自分たちも理性や悟性では見えない宗教体験のようなことを大切にすることが必要。
○深い宗教体験なしに、本当の芸術は生まれない。
○本当の宗教の姿に立ち返り、各宗教をお互いに学び合うことが必要。

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第49号(2002年・春号)
555円(税込)

特集 新生活圏の倫理哲学
哲学者・今道友信インタビュー

○責任が伴う倫理的徳目としての正義。
○美しく生きることへの憧れが大事である。
○今、正に必要とされている『エコエティカ』。
○人間が人間らしく生きるための倫理。
○経過を重視する物語の大切さ。
○哲学とは、魂の世話である。

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※第1号(創刊号)から第48号までは品切れです。

第1号〜第48号の表紙は弊社のインスタグラムにアップしています。

https://www.instagram.com/logosdon/

 


第48号(2002年1・2月号)
品切れ
特集 新秩序への外交哲学
国際政治学者・渡辺昭夫インタビュー

○戦争とは、別の手段による外交の延長である。
○構造的変動の三つの波。
○冷戦終焉におけるアジアとヨーロッパとの違い。
○違う所にいる人間関係の結果として出来る「地域」。
○複雑な層を成し形づくって進むアジアの地域主義。
○一九四五年当時の問題の立て方による議論では時代の必要にマッチしない。


第47号(2001年11・12月号)
品切れ
特集 新世紀の農業哲学
農学者・祖田修インタビュー

○農産物は一日も欠かせない絶対的必需品である。
○日本は世界の中の条件不利地域である。
○農学は、人間活動と自然との妥協点を追求し続ける。
○人間の理想とは、農業者のように働き、哲学者のように考えることである。
○それぞれの国には、守るべき農業の下限が存在する。
○中小都市と農村は一体的に考えなければならない。
○矛盾を抱え込むしか、人間に生きる道はない。


第46号(2001年9・10月号)
品切れ
特集 三角測量の文化人類哲学
文化人類学者・川田順造インタビュー

○定性的な知識と極大のパラダイム知との意味ある結合。
○特殊なものの価値を再発見していく必要がある。
○未開社会に文明をもたらす、という植民地支配の正当化。
○主観を他の観点から相対化して位置づける。
○視覚的な世界と聴覚的な世界は、共通の視野で問題にすることができる。



第45号(2001年7・8月号)
品切れ
特集 新世紀の経済哲学
経済学者・宮本憲一インタビュー

○新自由主義が世界の経済秩序をつくろうとしている。
○富者・権者の方に立つか、民衆の側に立つか?
○財政学の負担の公平という原理が歪められている!
○今後の役に立つ公共事業とは、自然に戻すという考え方にある。
○協同経済社会システムの必要性。
○行動的無党派が、豊かな社会を生み出す原動力になる!


第44号(2001年5・6月号)
品切れ
特集 唯脳論からの人間哲学
解剖学者・養老孟司インタビュー

○日本の解剖学は、死刑囚の解剖に始まった。
○情報は石ころである。
○人間の脳は目と耳をつなぎ、言葉の世界をつくった。
○インテリは、自分が変わることを嫌がっている。


第43号(2001年3・4月号)
品切れ
特集 「気」の心身哲学
哲学者・湯浅泰雄インタビュー

○天地の働きのままに生きる状態を実現していく。
○本当の曼陀羅は、自分の「心」の中にある。
○近代医学の方法では、心身相関的な病気の治療はできない。
○超能力を大事がるようでは駄目である。
○「いかがわしい」という感覚は、歴史的な問題にある。
○科学方法論の再検討をする必要がある。


第42号(2001年1・2月号)
品切れ
特集 新世紀の宗教哲学
哲学者・山折哲雄インタビュー

○無神論、無宗教とは、自分自身が何であるかを見誤った結果である。
○日本人のモラルの源泉は、祖先崇拝にある。
○無意識のうちに流れている、文化的遺伝子の存在。
○臨死体験は、脳内体験か脳外体験かが問題である。
○憑霊と除祓のメカニズム
○大往生につながるイメージ瞑想
○新世紀に必要な、天地万物に生命が宿るという宗教意識。


第41号(2000年11・12月号)
品切れ
特集 免疫学からの生命哲学
免疫学者・多田富雄インタビュー

○免疫は生物学に限らず、哲学的な問題とも関係がある。
○今の日本人は、ある種の免疫不全に陥っている。
○ゲノムこそ、正に基本的人権である。
○実存的な人間の存在を考えれば、脳死は認めにくい。
○男性と女性の間には、「間性」という性がある。
○言語も都市も、脳や体と同様に生命現象の結果としてつくり出されたものである。


第40号(2000年9・10月号)
品切れ
特集 人間性の心理哲学
心理学者・水島恵一インタビュー

○臨床心理学の歩み、神経症から非行まで。
○時代と共に顕在化してきた内向的な非行少年。
○精神分析の多くが、人間性心理学に接点を持っている。
○自己は相対化でき、自己超越につながっていく意識を持つことができる。
○自己の現実をふまえ、より高次な人間性を求めるところに自己探求の道はある。


第39号(2000年7・8月号)
品切れ
特集 認識革命の女性哲学
社会学者・上野千鶴子インタビュー

○男性の視点からの定義そのものを覆そうとした学問。
○学生運動の失望と、なぜ幸福になれないのかという問いが成り立つ社会的背景。
○ジェンダー公平への理解は男の想像力の限界を表わす。
○自己解放は、自分の手によってでしか出来ない。
○保守派がみずからを少数派だと考える新しい現象。
○セクハラは、増えたのではなく、発覚してきた。
○少子化は、生命体として今の社会に対して無意識に出している答えである。


第38号(2000年5・6月号)
品切れ
特集 日本人の意識哲学
文学研究者・久保田淳インタビュー

○「雅」と「俗」は対立する美意識だが、互いに一種のスパイスでもある。
○今の日本人は、「幽玄」に理解を持つべきである。
○欧米人には奇異に感じられる、日本文学の涙の多さ!
○人間が人間らしく生きる為に、歌心は失いたくない!


第37号(2000年3・4月号) 
品切れ
特集 善と悪の精神哲学
哲学者・渡邊二郎インタビュー

○哲学とは、さまざまな存在経験を深め、はっきり自分なりにつかむことである。
○真の教育は、自己実現の意欲・態度を形成すること。
○自分を生かす道の発見が生きがいにつながる。
○暗闇の力は、生きるためのエネルギーの根源だが・・。


第36号(2000年1・2月号)
品切れ
特集 世紀末の歴史哲学
歴史学者・阿部謹也インタビュー
    
○日本の社会を明らかにするためのドイツ中世史研究。
○日本の問題は、日本人が世間という構造の中にいることによって生じている。
○日本の政府も企業も、個性的な人間を求めてはいない。
○教養とは、いかに生きるかということを自覚して行動することである。
○文学や哲学がカットされるようなものが、本当の大学と言えるのか?
○突き詰めて考えようとしていない日本社会の病根。


第35号(1999年11・12月号)
品切れ
特集 市民としての政治哲学
政治学者・石田雄インタビュー

○権力によって抑圧されている立場から政治を見直す。
○強者の支配が、今日の政治動向の基本的な流れを規定している。
○誤った期待感が、権力の鉄の三角形を支えていく。
○権力の支持基盤は自ずから痩せ細っていく。
○自分たちで権力に反対し、自分たちで公共的な規制を作っていく。
○逆ドミノで持ち上げる、『社会学的対話』が必要。


第34号(1999年9・10月号)
品切れ
特集 先端科学の情報哲学
工学者・猪瀬博インタビュー

○情報技術を発展させた、学問尊重の精神。
○無教養な専門家の増殖が、社会の最大の脅威である。
○過度の競争原理による、不公正な商取引!
○日本社会の根本的な問題は教養教育の稀薄さにある。
○世界の文明を良い方向に成長させる情報技術の役割。


第33号(1999年7・8月号)
品切れ  
特集 人本主義の組織哲学
経営学者・伊丹敬之インタビュー
    
○企業は誰のものなのか?
○権力というものは、どうして正当化されるのか。
○人間には、どのくらいの能力の差があるのか?
○明せきな言語で原理を語れ!
○『場のパラダイム』という日本的経営の新理論。


第32号(1999年5・6月号)
品切れ  
特集 多様性の生物哲学
生物学者・岩槻邦男インタビュー
   
○生きているとはどういうことかを追跡し、明らかにしてゆく学問。
○今の人類は、新石器時代の始まりとよく似た時代に生きている。
○生物多様性が、二十一世紀の人類の飢えを救う。
○我々は生命系という単位で生きている。
○回復不可能なスピードで、種の絶滅が進んでいる。
○不老長寿だけで、人間は幸せになれるのか?
○自然を征服できるという誤った幻想の恐ろしさを知ることが重要である。


第31号(1999年 3・4月号)
品切れ   
特集 身近な社会の刑法哲学
法学者・町野朔インタビュー
   
○カントの思想が形を変えて復興している?
○犯罪とは、レッテルを貼ることである。
○立法による不都合と、法解釈の問題。
○世界の罪刑は、収れんしてゆく方向に向かっている。
○世論の暴走を認めると、リンチを認めることになる。
○犯罪・刑罰をテコに、あらゆる問題の本質を考える。


第30号(1999年1・2月号)
品切れ   
特集 性格解明の人格心理哲学
心理学者・藤永保インタビュー
    
○没価値的な仕方で、人間の個性がどこから出るのかを観ようとする学問。
○人間の根源的な五つの特性。
○知能は、人間の思考能力のごく一部にすぎない。
○偏差値信仰の弊害が、今になって一遍に出てきた。
○意見というものは、自分の人生に対する必至の適応の試みである。
○偏見の強い人は、内面的な弱点を持っている。
○寛容な人の理念は、自由でいろいろな組み替えがきく。
○知性と人格との融合、そして情操教育への取り組み。


第29号(1998年11・12月号)
品切れ   
特集 言語文化の比較文哲学
比較文学者・剣持武彦インタビュー
   
○日本近代文学は、成り立ちからして比較文学である。
○日本人の魂には、霊肉一元的なものが生きている。
○稲作地帯では、対決をしない、和の思想が好まれた。
○作家の個性と宗教の影響が文学作品に現れる。
○日本語は、感情表現が豊かな言語である。
○言葉とは、その国の魂に近づく道である。


第28号(1998年9・10月号)
品切れ  
特集 地球生存の環境倫理哲学
環境倫理学者・加藤尚武インタビュー
    
○環境倫理学の基本的な三つの理念。
○人口問題は、世界最大のイデオロギー問題になる。
○高度な技術文化と野性的な文化が共存した、新しい文化形態の時代がくる。
○非常に少数のマスコミが、環境ホルモンに注目した。
○環境対策によって、日本は経済成長を成し遂げた。
○環境問題は、最終的には国民の世論にかかっている。


第27号(1998年7・8月号)
品切れ   
特集 共生への宗教人類哲学
宗教人類学者・佐々木宏幹インタビュー
   
○宗教には作業仮説的な定義は必要だが、その内容は修正されていく。
○今では、純粋な部族宗教や民族宗教は、世界のどこにもみられない。
○人間がいればどこでも、調査対象となり得る。
○宗教的なものと呪術的なものは、複合している。
○呪術と科学は、思考体系において類似している。
○精神の安定を実現させることが救いである。
○統合のためのシンボルが神である?
○日本の宗教は、神なら神、人なら人と、固定する哲学ではない。
○自己超越にかかわる宗教と現世利益にかかわる宗教とは、微妙に複合している。
○複眼的、複合的な方法や視座を駆使して病態に迫る!


第26号(1998年5・6月号)
品切れ   
特集 分かることの心理哲学
認知心理学者・佐伯胖インタビュー
    
○日本の心理学の悪いところは、未だに関数主義が横行していることである。
○人間の思考に訴える背後の理論を作り直す必要性。
○日本のコンピュータの発達は、機能拡張にすぎない。
○人間の理解は、文化や歴史や活動の状況を抜きにして追求することができない。
○人間は、社会に適応するように進化してきている。
○ハイデガー哲学をベースとした計算機科学の方向転換。
○学習に関しては特に、認知科学を経由していることを常識化すべきである。


第25号(1998年3・4月号)
品切れ  
特集 美と創造の芸術哲学
美学者・佐々木健一インタビュー
    
○美学の領域は、芸術と美と感性的なものにある。
○芸術の線引きは、文化の違いで変わってくる。
○近代において、頭の仕事とは精神的なものであった。
○解消できない価値観の対立こそが、本当の意味での価値の問題である。
○芸術を鑑賞するには、その対象との間に距離を取る必要がある。しかし・・・
○芸術作品にも、歴史的な状況の規定という、表現上のバイアスがかかっている。
○自然美の前では人間がちっぽけなものにみえる、この感覚が重要である。


第24号(1998年1・2月号)
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特集 転換期の経営哲学
経営学者・吉森賢インタビュー

○私的利潤のために経営される企業を対象とする学問。
○経営学の理論通りにやっていれば、会社は倒産しなくてすむはずである。
○他の国の経営と比較することではじめて、日本の経営の特徴が鮮明となってくる。
○アメリカではベンチャー企業や個人の能力を評価し、それが伸びる土壌がある。
○ヨーロッパの人たちの価値観は、生活の質が第一であり、会社は二の次である。
○日本企業は長期的な関係を重要とし、いったん決まれば途中で切り辛い。
○行政の保護のもとにある改革は駄目である。
○日本の官僚のようなことをすれば、海外では国民が許さない。
○これからの日本企業は、トップをしっかりさせないと生き残ることが出来ない。


第23号(1997年 11・12月号) 
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特集 知的営為の社会哲学
社会学者・副田義也インタビュー

○社会をいきいきと具体的にとらえていることに社会学の面白さがある。
○理念型を持ったうえで、現実を眺め、特徴を見出す。
○意外性のある論文で、社会批判的な仕事が出来る。
○内なる差別意識の根強さを告発する批判社会学。
○現実を理解する我々を力づけ助けるのが古典である。
○社会学の研究には、自己表現という一面がある。
○伝統的な日本の文化は、根底の部分では変わらない。
○これからの日本は、現代社会の逆説をどう解消するかにかかっている。


第22号(1997年9・10月号)
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特集 超国境の国際政治哲学
国際政治学者・武者小路公秀インタビュー

○確認できない様な、色んなルールを「実証的」に調べて、科学的な研究をする。
○中心からだけではなくて、周辺からものを見る必要もある。
○今の国際社会は、シャンペングラスと砂時計の図に例えることが出来る。
○それぞれの文化を、ただ認めていくというだけでは解決しない。
○選挙をすれば民主化だ、というのは非常に間違った考え方である。
○統計から外れた人たちの貧しさは増している。
○市民社会が国連を援助していく必要がある。
○環境問題は、国連・国家・各社会間の関係が上手くいかなければ解決しない。
○日本は国連に、いくらでも発言できる立場にある。


第21号(1997年7・8月号)
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特集 現状変革への政治哲学
政治学者・加藤節インタビュー

○高度経済成長期以降、日本政治への原理的な問いが消えていった!
○政治は人間のあり方や運命を、決定的な所で左右する。
○政治からの自由を守り、実現するために、政治への自由の行使が必要である。
○デモクラシーは、永久革命性を秘めた思想である。
○エリーティズムは、強い者の利害を守る構造である。
○国民国家が、内と外から揺らいでいる。
○政治学が引き継ぐべき、批判主義的な理想主義。
○政治の政界への収れんが、最大の問題である。
○変えていく主体がなければ政治は変わらない。


第20号(1997年5・6月号)
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特集 現状認識への歴史哲学
歴史学者・阿部猛インタビュー

○日本の歴史学は、評論的なものを排除するところに成立していた。
○円満な人格は、文学や歴史から出来ていた。
○史料とは、支配していく者が書いたものである。
○教育と学問とは、別である。
○歴史をきちんと勉強すれば分かってくることがある。
○戦後一斉に、先生自らが民主主義を教わった。
○ものを考えるには、座標軸が必要である。
○思想的立場の善し悪しは、問題ではない。
○「資本論」に代わる、「社会史」ブームの到来。
○政治を抜きにして、歴史を語ることは出来ない。
○歴史学は、記憶する学問ではない。


第19号(1997年3・4月号)
品切れ   
特集 日本人の倫理哲学
倫理学者・相良亨インタビュー

○人間は無意識のうちに、伝統を背負って生きている。
○日本人の倫理は、客観的規範の追求に欠けている。
○正直であれば、是非善悪も分かってくる。
○日本人の伝統的な素地が、「誠」を重視した。
○伝統を全面的に否定する、その仕方が伝統的である。
○人権思想が人間把握の根底に来たことは、戦後の大きな間違いであった。
○日本人にとっては、「おのずからそこにある」という哲学でいくしかない。


第18号(1997年1・2月号)
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特集 日本を救う教育哲学
教育者・西澤潤一インタビュー

○戦後に入ったアメリカ式のローレベルな教育が、日本の創造性を奪った。
○暗記ばかりやっていると、思考能力が低下する。
○本に書かれていても、本に書かれていない事でも、まずはバカ正直にやってみることが発明の源である。
○今の日本の教育は、どうにもならないところまで来てしまった。
○科学技術が無くなると、日本人は飢えてしまう。
○戦前にあったような創造性を、もう一度引き摺り出さなければならない。


第17号(1996年11・12月号)
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特集 癒しへの医学哲学
医学者・中川米造インタビュー

○「医」の起源は、魔法使いにある。
○ニーチェいわく、「一九世紀に神は死んだ」とは?
○日本の医学教育は、人間としての成熟を無視した中で行われている。
○インフォームド・コンセントも、日本においてはエゴイズムになりやすい。
○温泉療法も先端医療である西洋医学の真相。
○医学は科学ではなく、ひとつの文化である。


第16号(1996年 9・10月号)
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特集 庶民のための経済哲学
経済学者・岸本重陳インタビュー

○利害対立から離れにくい、経済学の「さが」。
○経済学は現在でも、さほど高いレベルに達していない。
○利己的な利益追求が、社会にハーモニーをもたらす。
○マルクスは、地下世界の住人にすぎなかった?
○資本主義を超えた、新しい経済社会へ。
○景気が悪いから福祉が出来ないということに、発想の貧困さが示されている。
○このままいくと2050年までには、日本はガタガタになってしまう。


第15号(1996年7・8月号)
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特集 哲学的物理の視点
物理学者・江沢洋インタビュー

○哲学を排斥した、戦後日本の物理学。
○エピクロスに始まる原子論に、物理学の根っ子がある。
○デカルトは物理学者で、ニュートンは数学者?
○「世界は全て電気である」という世界観。
○光より速いものがあると困る、アインシュタイン。
○古典物理学が正しかったら物質は存在できない。
○現在の状態を計算すれば、その人の将来が全て分かる。


第14号(1996年5・6月号)
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特集 日常生活での数学哲学
数学者・森毅インタビュー

○数学のイメージを狂わせるのは、中学校あたりの数学に原因がある。
○口頭試問は、ヘルメットへの報復から始まった。
○複素数も頻繁に使われるようになれば、リアリティを持った数になる。
○数学をやれば、考え方にふくらみがでる。
○数学の指数・対数の感覚を養えば、世の中の為になる。
○数学に限らず、今の世の中「分散」が大事である。


第13号(1996年3・4月号)
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特集 思考を研く論理哲学
哲学者・吉田夏彦インタビュー

○「男の論理」というのは、「男のお願い」にすぎない。
○女は感情的で男は論理的?
○論理学は、言葉を使って相手を説得するしくみを調べることから始まった。
○コンピュータ化の為に、あい昧な言語表現を全て論理的な言語表現に変える。
○哲学的な問題を研究するうえで、論理学が役に立つことが有り得る。


第12号(1996年1・2月号)
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特集 考え方を問う宇宙哲学
科学社会学者・中山茂インタビュー

○宇宙論を材料に、人間のものの見方、考え方を問う。
○時間経過の中で、自分の位置を確かめる人間の学習。
○人間の都合で決まる、膨張宇宙論と定常宇宙論。
○東洋と西洋の形に対する考え方の違い。
○インターネットによって、「中心」はなくなっていく。
○自分を中心とした、独自の宇宙論を!


第11号(1995年11・12月号)
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特集 文化としての言語哲学
言語学者・鈴木孝夫インタビュー

○かつて言語学において、意味論はタブー視されていた。
○独創的な意味論を打ち立てた、エルンスト・ライズィの出現。
○無意識に使っていた、「寒い」と「冷たい」の意外な構造の違い。
○言葉の定義とは、相手を同じ体験に誘導することである。
○人はだれでも、自覚されないものさしを持っている。
○議論をうまくすすめるための、言語学における意味論の必要性。


第10号(1995年9・10月号)
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特集 生物としての人類哲学
人類学者・香原志勢インタビュー

○人間は、非常に優れた「心の動物」である。
○精神の交換に適した直立姿勢。
○心は顔に、いち早く表現される。
○生物にとっての、「都市」と「森」の類似性。
○文明が生んだ、人を人と見なくなる心の恐怖。


第9号(1995年7・8月号)
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特集 我々自身のための法哲学
法学者・加藤一郎インタビュー

○実質的妥当性と法的安定性。
○円滑な社会運営の為に法がある。
○法学の目的は、リーガル・マインドを養うことにある。
○順法精神に潜む、日本人の御上意識。


第8号(1995年5・6月号)
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特集 体内革命への食文化哲学
生化学者・西岡一インタビュー

○生化学は、生命の化学である。
○企業の利益のために使われる化学物質によって、ますます増え続ける日本国内の犠牲者たち。
○発ガン物質によって、人間は十五年後にガンとなる。
○健康でいられるための、とっておきの毒消し術。


第7号(1995年3・4月号)
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特集 お茶の間の地震哲学
地震学者・力武常次インタビュー

○ほんの五十年前は、地震学の程度はひどいものだった。
○戦艦大和のように頑丈な建物にすればいいが、それには国の経済力等にも関わってくる。
○現状のシステムでは、東海地震以外の直前の予知はできない。
○今度こそは、地震問題に対する国民の意識が冷めてはならない。


第6号(1995年1・2月号)
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特集 心理学という人間哲学
心理学者・多湖輝インタビュー

○日本の哲学を脇へ追いやった、心理学のブーム。
○人間が持つ脆さゆえに、心理学の必要性がある。
○大衆に流されない力を、一人一人が持てる時代へ。


第5号(1994年11・12月号)
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特集 女の生き方哲学
弁護士・福島瑞穂インタビュー

○女性であるアナタ自身が問われる時代がやってくる!
○個性的な生き方をする人には、まだまだ日本は冷たい社会。
○これからの女性は、自分の不幸を他になすりつけることができない。


第4号(1994年9・10月号)
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特集 未来に羽ばたく、人生哲学
教祖・吉本晴彦インタビュー

○ケチとは、経済の知恵である。
○礼とあいさつは、早く言え!
○若者は、どケチ道で未来を築け。


第3号(1994年7・8月号)
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特集 哲学は、宗教の防腐剤!
宗教学者・島田裕巳インタビュー

○無信仰だと思っているあなたも、実は信仰している。
○日本の思想を取り巻く「空」という考え方が、日本哲学の発展を阻んでいる。
○日本人にとって、宗教を捨てることが、本当の「心の時代」に向かわせる。


第2号(1994年5・6月号)
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特集 詩は哲学?
詩人・荒川洋治インタビュー

○現象的なものに動揺しない意識が必要。
○日本古来の定型的な枠組みが、観念的なことを述べる際の生き生きとした調子を欠いていた。
○今の人々が陥っている過ちが見出せる。


第1号/創刊号(1994年3・4月号 )
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特集 いま、なぜ哲学なのか
哲学者・加来彰俊



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