『生きた哲学の課外授業』

 

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『生きた哲学の課外授業』

(鷲田小彌太 著)

定価=1,650円(税込)

2008年7月10日発行

ISBN978-4-902462-04-3

ご注文は紀伊國屋書店へ

 

(本文より)
 コンビニには小物が品数多くあるのがいい。「教養」とは雑学である。私は、哲学は雑学にしくはない、とかなり執拗に言い続けてきたため、クイズ王などに繋がる変なオッサンと思われがちである。それが少しも嫌なことではないのは、私が目指すのが、立花隆のような大仰な雑学、デパートで高級車を売るような真似ではないからだ。ただし、哲学である。コンビニでは日常必要とするものを手軽に買うことができればそれでいい。しかし、私は、雑学だとはいえ、否、雑学だからこそ、コンビニとはなにか、と聞かれたら、類例なく見事な哲学的解答を提供できなければならない。ただし、たいていは、「ごみ!」と答えるのが酔ったときの私の回答だそうだ。

 

(目次)

■コンビニ哲学

■ボランティア哲学

■スーパー哲学

■ビックバン哲学
 ・革命の弁証法1
 ・革命の弁証法2
 ・人生のビッグバン1
 ・人生のビッグバン2

■論争哲学
 ・哲学特許
 ・加上の論
 ・理論による階級闘争1
 ・理論による階級闘争2
 ・理論による階級闘争3
 ・論争に勝たない方法

■バブルの哲学
 ・バブルはおいしい
 ・哲学は贅沢だ
 ・哲学の真髄は極端にある1
 ・哲学の真髄は極端にある2
 ・哲学のいのちはバブルだ

■戦争の哲学
 ・PKOとは平和維持活動のことか?
 ・「戦争放棄」が戦争をつくる
 ・良い戦争と悪い戦争の区別は可能か?
 ・なぜ社会主義は戦争に強いのか?
 ・戦争責任  
 ・イラクの国連査察とイラクへの軍事行動

■学校の哲学
 ・学校哲学に「哲学」はない
 ・学校哲学に「哲学」がある
 ・私塾のなかに学校哲学の可能性がある

■仕事の哲学
 ・最初に自分の経験を語ってみよう1
 ・最初に自分の経験を語ってみよう2
 ・マルクスの「仕事」とは?
 ・アルバイトと本業
 ・仕事論の白眉を紹介しよう

■酒の哲学
 ・酒の効用
 ・酒の毒

■食の哲学
 ・「食」問題
 ・「飽食」と「節食」
 ・人間とはその食べるところのものである
 ・最後の晩餐

■旅の哲学
 ・旅行
 ・留学
 ・遊行
 ・旅の人生

■読書の哲学
 ・哲学とは読書である
 ・哲学書を読む
 ・全集を読む
 ・書斎の哲学
 ・読書と人生
 ・生産としての読書
 ・消費としての読書

■家族の哲学
 ・生産の単位
 ・エロスの単位
 ・倫理の単位

■あとがき


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