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『日本的感性  

   触覚とずらしの構造』

(佐々木 健一 著)   

[中公新書]

定価(本体860円+税)

 

 本書は、日本的感性の構造論である。日本的感性を和歌を素材として考察し、その特性である「ずらし」と 「触覚性」を明らかにする画期的な試みの書である。この新しい美学を立上げた著者は本書で次のように語る。
「現実の世界についての思索を欠いた研究は、創造的な活力が希薄になる。〜ローカルな特殊性のなかに閉じ込もることではなく、あわよくば世界の美学への寄与となるような新しい美学を、日本的な美学のなかに求めたい〜」
 また、著者は「あとがき」に次のように記している。
「〜全体的構造論に途を開いたのは、『ロゴスドン』という季刊の雑誌が連載の場を提供してくれたことにあります。この申し出を受けて、毎回、感じ方に特徴のある歌を一首取り上げて論ずる、そうすることによって日本的感性の多彩な側面を学んでゆく、という経験的探求の方針を立てました。二〇〇三年夏の第五四号から、同誌が休刊になる二〇〇九年夏の第七八号まで、二五回にわたって、毎回(四〇〇字換算で)一〇枚の原稿を書き続けることができ、これが本書の直接の母体になっています。〜」


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